何も起きない夜日記|月と文社(編)
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平凡な夜の、切実な話――自分と向き合う17人が、平日終わりに思うこと
誰かにとっての日常は、誰かにとっての安らぎになる。版元としてその思いに至ったのは、1年前に出版したエッセイ・アンソロジー『私の孤独な日曜日』が多くの人に読まれていることがきっかけです。本書はその姉妹本として「平日の夜」をテーマに企画しました。
心が躍るような特別な出来事も、大きなトラブルもなく過ぎた平日の夜、何を思い、どのように過ごしていますか?
本書は、介護ヘルパー、カフェ店主、会社員、ミュージシャン、大学院生、農業従事者、デザイナー、ヘアメイク、書店店主、出版社経営者など、さまざまな人生を送る17人が「平常運転の1日の夜」に思うことを、日記をまじえて綴ったエッセイ・アンソロジーです。
憂鬱になったり、小さな喜びを味わったりしながら、明日もなんとか生きていけるように自分をなだめすかして夜を過ごしているのは、私だけじゃない。
そう思えたら、何も起きない平凡な夜を少しだけ愛せるかもしれません。
【目次】
主婦ときどきヘルパーの平和な夜…伊部璃子
ただの生活じゃないか…かんのゆうや
二十四歳会社員、絶望を栄養素にして生きる…ちらし寿司
春一番のち、めぐみの雨…葉野かほ(果歩)
サッカー選手ではないぼく…主題犬豆
〈友〉についての書簡…米とお花
夜の訪問者たち…小尾章子
北陸の夜の哲学ごっこ…むえき
〝いい子〟の私を脱ぎ捨てて…味噌袴
日記で遅くなりたい…oheso
三十代、子ども部屋の現在…田貫
苦さと甘さの金曜日…今井さしみ
ホテルの湯舟で思うこと…大室愛
「ここで訂正があります」…なゆた蟷螂
一人の世界に逃げる夜…井上よしお
「生活のある世界」を味わう…中村道子
無事に生きてる今日のこと…藤川明日香
【版元から一言】
2025年5月に出版した無名の書き手17人によるエッセイ・アンソロジー『私の孤独な日曜日』は、SNSでの評判や、書店の店頭で気になって買う方の多さに後押しされ、発売から1年弱で4刷1万部を発行。いまだに書店からの注文が途切れません。第2弾を待ち望む声が多いなか、今回は「さえない平日の夜に思うこと」をテーマに、新たな17人によるエッセイ・アンソロジーをつくりました。平凡な日の夜、過去や将来に思いを馳せながら、鬱々とした気持ちを乗り越えて前を向こうとする人たちの等身大の言葉が胸に迫ります。
【著者プロフィール】
月と文社 (ツキトフミシャ) (編)
「日常をもっと、味わい深く」をコンセプトに、読むことで自分と対話したくなるような本づくりを目指して、2023 年5月に設立した出版社。代表の藤川明日香は25 年勤めた日経BP で主に雑誌の編集に携わり、建築誌『日経アーキテクチュア』、米国のライフスタイル誌の日本版『REAL SIMPLE JAPAN』の編集者や、『日経WOMAN』編集長などを務めた。独立後に出版した書籍は、イラスト短編集『東京となかよくなりたくて』、インタビュー集『かざらないひと 「私のものさし」で私らしく生きるヒント』『こじらせ男子とお茶をする』『今日も演じてます』、翻訳絵本『ゴッホとひまわり』など。本書は2025年5月に出版したエッセイ・アンソロジー『私の孤独な日曜日』の姉妹本として刊行。
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判型:B6変形判・並製
ページ数:192ページ
発行:月と文社
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(版元情報より)
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